ランドリー総研

鹿児島県で『CAR SPA LAND』を運営する上谷田オーナー。ガソリンスタンド(以下、SS サービスステーションの略)を運営する中で直面した人手不足という課題に対し、洗車機メーカーの雄・タケウチビユーテーとの強力なタッグにより、洗車とランドリーを融合させた「攻めの効率化」を実現しました。
「雨の日はランドリー、晴れた日は洗車。そして万全のサポート体制」。タケウチビユーテーの最新鋭設備がもたらした経営の安定化と、地域インフラとしての価値向上。無人設備を有人スタッフが支える、次世代のSS併設型モデルの真髄に迫ります。
CAR SPA LAND
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店舗名 |
CAR SPA LAND |
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住所 |
〒893-0015 鹿児島県鹿屋市新川町6160−1 |
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お名前 |
上谷田さん |
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開業年 |
2016年 |
【開業のきっかけ】タケウチビユーテーの知見を活かし、洗車とランドリーを共通プリペイドで繋ぐ
もともとこの場所ではSSを運営しており、洗車サービスも提供していました。しかし、昨今の人手不足は深刻で、運営をより簡素化・効率化させることが急務でした。そこで、長年の信頼関係があるタケウチビユーテーに相談し、SSの敷地を拡張して洗車とランドリーを組み合わせた複合店舗へと進化させる決断をしました。
狙いは、人的リソースの有効活用と顧客利便性の最大化です。タケウチビユーテーのシステムを基盤に、洗車機とランドリーの両方で使える「共通プリペイドカード」を導入。1枚のカードでどちらの設備もスムーズに利用できる環境を整えることで、既存のSSのお客様に新たな価値を提供したいと考えました。
【開業準備と開業後のリアル】フルサービスからセルフ化へ。地道なサポートで「安心感」を醸成
開業にあたっては、長年親しんでいただいたお客様がセルフ形式へスムーズに移行できるかを最も重視しました。それまではスタッフが車をお預かりして洗うフルサービスが主体だったため、最新のセルフ洗車機やランドリーへと一新されたことに、当初は戸惑いを感じるお客様もいらっしゃいました。
しかし、ここにはSSスタッフが常駐しているという大きな強みがあります。使い方が分からないお客様への丁寧なレクチャーや、スタッフがこまめに清掃する姿を見せることで、「セルフだけど、困ったときには人がいる」という安心感が伝わっていきました。今では「給油のついでにランドリー」「洗濯中に洗車」という新しい利用スタイルが定着し、運営の簡素化と顧客満足の両立を実感しています。
【経営の工夫と差別化】タケウチビユーテーの提案力が支える「サブスク」と「人の温もり」
他店との最大の差別化ポイントは、決済の利便性と、タケウチビユーテーのサポートによって導入した「サブスク洗車(洗い放題)」です。月額制で何度でも利用できるこの仕組みは、近隣の競合店にはない強力なフックとなり、高いリピート率を生み出しています。
また、無人設備でありながら「SSスタッフが常に目配りをしている」という点も大きな強みです。タケウチビユーテーが誇る耐久性の高いハード面に、私たちが提供する「人の体温」というソフト面を掛け合わせる。メーカーによる迅速なメンテナンス体制があるからこそ、私たちは接客や清掃といった「選ばれる店作り」に集中できています。
【「洗車×ランドリー」という経営判断の価値】天候に左右されない効率的経営
鹿児島という土地柄、経営において「桜島の降灰」は避けて通れません。灰が降れば車は汚れ、洗濯物の外干しも困難になります。この地域特有の状況は、洗車とランドリーの両方にとって大きな需要を生み出します。
ランドリーと洗車を併設したことで、雨の日はランドリーが動き、晴れた日や降灰後には洗車機がフル稼働するという、全天候型・全状況型の経営が実現しました。降灰時にはランドリーの乾燥機需要と洗車需要が同時に高まるため、SSスタッフが効率的に両方の設備の清掃や案内を行うことができ、リソースの有効活用という点でも非常に合理的です。地域インフラとして、どのような状況でもお客様を迎えられる体制を築けたことが、経営の安定に繋がっています。
【オーナーとしての本音】20年来のパートナー、タケウチビユーテーと共に歩む未来
タケウチビユーテーとは20年以上のお付き合いになりますが、今回の開業にあたっても、スタッフ教育や現場のオペレーション構築を含め、多大なるサポートをいただきました。
現在は、SSの人的リソースを活かしながら、いかに無人設備の利便性を高めるかについて、定期的なミーティングを通じて知恵を絞っています。経営において、信頼できるパートナーと現場の課題を共有し、改善し続けられる環境があることは何よりの強みです。これからもタケウチビユーテーと共に、地域の方々に「ありがとう」と言っていただける、効率的で温かみのある店舗作りを追求していきたいと考えています。
【ランドリー総研の視点】メーカーとの「信頼」が多角化経営の成功を左右する
CAR SPA LANDの開業事例は、SSが抱える人手不足という課題を、タケウチビユーテーという強力なパートナーと共に解決した秀逸なモデルです。単に設備を導入するだけでなく、共通プリペイドやサブスクといった「収益を最大化する仕組み」をメーカーと共に構築した点が成功の鍵と言えます。
ハードの性能、ソフトの提案力、そして現場を支えるメンテナンス。この三位一体のサポートを提供するタケウチビユーテーとの歩みは、多角化を目指す全てのオーナーにとって、極めて示唆に富むものでしょう。
(ランドリー総研 編集長:吉岡 文香)
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