ランドリー総研

「未来は、もっと美しくなる。」このスローガンのもと、洗車機業界のトップランナーとして走り続けるタケウチビユーテー株式会社。同社が2021年、岐阜県羽島郡にオープンさせた「KOMACHI(こまち)」は、メーカー自らが企画・運営する「洗車×コインランドリー経営」の直営1号店です。
なぜ、洗車機を知り尽くしたプロが自ら現場に立ち、コインランドリー経営との併設という新業態に踏み出したのか。そこには、市場の変化に柔軟に対応し、「これまでにない価値を提供することで、地域の暮らしをより豊かにアップデートしたい」という、創造性に満ちた新しい挑戦がありました。
CAR WASH & LAUNDRY KOMACHI
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店舗名 |
CAR WASH & LAUNDRY KOMACHI |
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住所 |
〒501-6011 岐阜県羽島郡岐南町八剣北7丁目113−1 |
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お名前 |
タケウチビユーテー株式会社 |
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開業年 |
2021年 |
【開業のきっかけ】洗車×コインランドリー経営。この「未知の親和性」に勝機を見出すまで
国内のガソリンスタンド減少を受け、私たちは既存の販路を超えた新たなビジネスモデルの構築を模索し始めました。その中で注目したのが、生活に密着し、安定した需要を持つコインランドリー市場です。
「車を洗う」と「服を洗う」。一見異なる二つは、実は「綺麗にする・乾かす」という工程が共通しており、さらに利用時間や単価、そして「隙間時間を活用する」という顧客ニーズまでが驚くほど一致していました。
2018年の「国際コインランドリーEXPO」では、洗車機メーカーとして初めて「洗車×コインランドリー経営」の複合コンセプトを出展しました。この「車と衣類、双方を綺麗にする」という提案が、来場された多くの事業者様から「親和性が極めて高い」と大きな反響をいただいたのです。私たちは国内メーカーをはじめとする業界のプロと手を組み、洗車とコインランドリー経営が融合した「全天候型ビジネス」の検証を開始したのです。
【開業準備と開業後のリアル】潜在ニーズを掘り起こした「KOMACHI」という独自の立ち位置
2021年12月にオープンした「KOMACHI」。当時は、従来の洗車場よりも一段高い価値基準を設けることに、未知の領域ゆえの緊張感もありました。しかし、蓋を開けてみれば、そこには想像以上に輝かしい未来が待っていました。
私たちが目にしたのは、良い車を大切に長く乗りたい方や、これまでセルフ洗車を敬遠していた女性層が、私たちの提供する「高品質なサービス」を待っていたという事実です。世の中にまだなかった「洗車機メーカーが本気で手がける、心地よく上質な空間」という選択肢を提示したことで、潜在的なニーズを鮮やかに、そして確かな形として掘り起こすことができたのです。
【経営の工夫と差別化】タケウチビユーテーが大切にする「挑戦」の精神。常識を更新する高付加価値戦略
「チャレンジする会社であり続けたい」。私たちが企業として大切にしているこの精神こそが、KOMACHIの原動力です。従来の洗車ビジネスの枠組みに捉われることなく、私たちは「価値提供の最大化」という新しい常識への更新を選択しました。
他社との圧倒的な差別化ポイントは、全コースに採用した「純水仕上げ」です。シミになりにくく、拭き上げの負担を大幅に軽減しながらも透明感のある輝きを実現するこの技術は、忙しい現代人にとって「短い時間で最高の満足を得られる」という大きな付加価値となりました。
また、独自アプリ「洗車Pay」の導入により、キャッシュレス決済を主軸としたスマートな利用環境を構築。メーカーならではの「こと売り(体験価値の提供)」を高い次元で両立させています。
【大切にしたい経営コンセプト】心を豊かにし、安全を守る「美しさ」への責任
私たちの根底には、「綺麗な車ほど事故が起きにくい」という確固たる信念があります。車を美しく保つことは、ドライバーの心にゆとりを与え、安全運転への意識を高めます。当社の掲げる「未来は、もっと美しくなる。」というメッセージには、社会の安全と心の豊かさに貢献したいという想いが込められています。
さらに、環境への配慮も欠かしません。洗車排水を適切に処理してから流す施設を完備し、名古屋城のお堀浄化活動などにも積極的に取り組んでいます。持続可能な社会の中で、「綺麗にすること」に一切の妥協をしない。それが私たちの誇りです。
【「洗車×コインランドリー」という経営判断の価値】オーナーを成功へ導く「全天候型ビジネス」の最強の相乗効果
複合施設を経営する最大の魅力は、天候に左右されない驚異的な収益の安定性にあります。晴天時は洗車が賑わい、雨天時はランドリーが売上を伸ばす。この「全天候型ビジネス」は、経営のリスクを分散し、365日効率的な稼働を実現する理想的なモデルです。
KOMACHIでは、洗車とランドリー共通のプリペイドカードシステムを導入しており、「ついで利用」や「待ち時間の有効活用」による強力な相互送客が日常的に発生しています。さらに、ランドリーで培った「清潔感」への信頼が洗車の利用に繋がり、洗車機メーカーとしての「確かな技術力」への信頼がランドリー客を安心させる。この「信頼の共有」こそが、単独店舗では決して得られない、複合経営ならではの醍醐味です。
【オーナーとしての本音】直営店で磨き上げた「生きたノウハウ」を、すべてのオーナー様へ還元したい
私たちが「KOMACHI」を直営で運営し続けているのは、机上の空論ではなく、現場でトライアンドエラーを繰り返した「実際に利益が出る生きたノウハウ」をオーナー様に還元したいと考えているからです。自分たちがリスクを取り、実際に運営しているからこそ、どんな数字よりも説得力のある「自信」を持ってアドバイスができます。
現在、KOMACHIには全国から多くの方が視学に来られます。洗車機はどれも同じではありません。「洗車×コインランドリー経営」という新しい文化が、地域に愛され、オーナー様の喜びとなること。その答えを、KOMACHIというフィールドでこれからも実証し、共に歩んでいきたいと考えています。
【ランドリー総研の視点】「全天候型」のシナジーが変える、これからの店舗経営
KOMACHI様を取材して強く感じたのは、「洗車×コインランドリー経営」が単なる併設ではなく、互いの価値を高め合う「高次元のシナジー」を生み出している点です。
晴れでも雨でもお客様が訪れるという収益構造の安定感はもちろん、メーカーとしての高い技術力がランドリー客の安心感に、ランドリーの清潔感が洗車客の満足感に直結しています。この「実証済みモデル」は、投資効率を最大化したいオーナー様にとって、非常に魅力的な選択肢となるはずです。「綺麗」を極めたパイオニアが提案するこの新しい経営スタイルは、これからの地域ビジネスのスタンダードになっていくでしょう。
(ランドリー総研 編集長:吉岡 文香)
この事例について、もう少し詳しく知りたい方へ
記事では伝えきれなかった背景や、実際の運営・経営のリアルについて、内容に応じて、オーナーへの取次や追加情報のご案内が可能な場合もあります。
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