洗車とランドリー、天気に左右されない二本柱。宮古島の暮らしに根付いた複合型コインランドリー経営

測量機器レンタル業を母体に、天候リスクを分散する目的でスタートした、
洗車場併設型コインランドリー。

有人運営による安心感と、大型機器への的確な判断、立地特性を活かした土地活用によって、
競合が増えた現在も安定した運営を続けています。

異業種からでも、自社資産と地域ニーズを丁寧に読み解きながら形にしてきた、
今まさに現場で進化し続けているリアルな事例です。

あらいみーる・オーナープロフィール

店舗名

あらいみーる

住所

〒906-0012 沖縄県宮古島市平良字西里911-3

お名前

砂川さん(オーナー)

開業年

2017年

開業のきっかけについて

うちはもともと、測量機器のレンタル業をやっています。
もともと天候に左右されやすい仕事なので、
事業として「天気に振り回されにくい柱を持ちたい」と考えていました。

その中で、洗車場とランドリーを組み合わせれば、
晴れの日も雨の日も動く形がつくれるのでは、と思ったのがきっかけです。

ちょうど自社の土地が空いていて、どう活用するかを2〜3年ほど考えていたんです。
角地で車の出入りがしやすい場所だったので、
洗車場とコインランドリーを併設する形なら相性がいいだろうと判断しました。

開業準備

ランドリーはまったくの異業種だったので、正直なところ不安は大きかったです。
台数をどう決めればいいのか、稼働のバランスはどう考えればいいのか、
まったく見当がつきませんでした。

情報収集は、すでにランドリーをやっている店舗オーナーさんや、
地元のガス屋さんに相談するところから始めました。

機器の搬入が予定より遅れて、洗車場のほうが先に動き出すなど、
想定外のこともありましたが、それも今となってはいい経験ですね。

開業後の運営実態

2017年2月にオープンして、現在は24時間年中無休で営業しています。
9:00〜18:00はスタッフを常駐させていて、操作方法の案内や清掃対応を行っています。

機械構成は、使い方の幅が出るようにバランスを意識しました。
家庭の普段使いから、布団や毛布、作業着まで対応できるようにしています。

  • 洗濯機(~7kg):2台
  • 洗濯機(~25kg):1台
  • スニーカー専用洗濯機:1台
  • 乾燥機(~9kg):2台
  • 乾燥機(~14kg):6台
  • 乾燥機(~25kg):1台
  • スニーカー専用乾燥機:1台

特に宮古島では、大物洗いや乾燥のニーズが高いので、
乾燥機はやや多めに入れています。
結果的に、この構成がちょうどよく、今のところ大きな不満はありません。

最初からスペースいっぱいに機械を入れず、1台分は余白を残していました。
結果的に大型乾燥機のニーズが高く、後から増設できたのは正解だったと思っています。

清掃は朝晩のフィルター掃除と場内清掃を、洗車場とあわせてスタッフが対応しています。

成功の工夫と差別化

一番のこだわりは「有人であること」です。
9:00〜18:00は必ず人がいるので、
初めての方や高齢の方にも安心して使ってもらえています。

洗車場とランドリーの相互送客もありますし、
「洗濯中に洗車」という使い方をされる方も多いですね。

開業時は半径3kmにポスティングを行い、ローカルテレビCMも1年間流しました。
近くに大型スーパーやドラッグストアがあるので、
買い物ついでに立ち寄る方や、畑仕事の帰りに来られる方も多いです。

清潔感と、人がいる安心感はやっぱり大事だと感じています。

開業形態

フランチャイズには入らず、独立開業を選びました。
運営の自由度を重視したかったからです。

ここ数年で周辺に新しい店舗が増え、
売上はピーク時から2割ほど落ち着きましたが、
それでも当初の見込みよりはかなり良い数字で推移しています。

オーナーとしての本音

正直に言うと、ランドリーは最初かなり怖かったです。
経験がない業種でしたし、台数選びも手探りでした。

でも、洗車場と組み合わせたことで、天候に左右されにくい事業になりました。
自分たちの土地の特性を活かして、
じっくり考えて決めたことが、今に繋がっていると思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
皆さんの挑戦が素晴らしい一歩になりますよう、応援しています!

この事例について、もう少し詳しく知りたい方へ

記事では伝えきれなかった背景や、実際の運営・経営のリアルについて、内容に応じて、オーナーへの取次や追加情報のご案内が可能な場合もあります。
ご興味のある方は、ランドリー総研コンシェルジュまでお気軽にご相談ください。

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