ランドリー総研

第10回コインランドリー店アワード「特別賞」受賞、誠におめでとうございます!
クリーニング工場の跡地という歴史に新たな息吹を吹き込み、
東北の洗濯シーンに革命を起こしたその圧倒的なスケール感と美学に、心からの敬意を表します。
今回の事例は、単なる「大型店」の枠を超え、
プロの運営ノウハウと地域への深い愛が融合した、
まさに次世代のフラッグシップモデルです。
スーパーコインランドリー ファクトリー・オーナープロフィール
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店舗名 2828_1a2886-36> |
スーパーコインランドリー ファクトリー 2828_5b159e-84> |
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住所 2828_99d503-ed> |
〒020-0122 岩手県盛岡市みたけ2丁目7−2 2828_244a21-7e> |
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お名前 2828_52e11f-a6> |
澤田さん(ランドリー事業 広報担当) 2828_47267e-18> |
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開店年 2828_06e7b5-00> |
2025年 2828_a21b25-89> |
【開店のきっかけ】「待たせない」という、最大のおもてなし
弊社はランドリー機器の販売代理店である傍ら、
自社でも東北地方を中心に50店舗ほど運営してきました。
多くのお客様に支えられる中で届いたのは、
「せっかく来たのに機械が空いていない」という切実な声でした。
特に、冬は雪などで天候が悪い日が続くことがあり、洗濯物が乾きにくい。
そんな時にこそ大活躍するのがコインランドリーです。
その課題を解消し、地域の方々に
「ここに来れば絶対に洗える」という安心感を提供するため、
2025年3月31日、岩手県内でも最大規模となる超大型店舗を開業しました。
設置したのは、洗濯乾燥機19台、リフレッシュスチーマー1台の計20台。
直営50店舗の中でも、洗濯乾燥機の台数としては最大規模のプロジェクトです。
【開店準備】コンセプトは「大型洗濯工場」。機能性を極めたランドリー空間
かつてのクリーニング工場跡地をリノベーションするにあたり、
あえて「工場感」を残したインダストリアルな店舗デザインを意識しました。
大物洗いへの対応力を極限まで高めるため、設備も規格外です。
幅2,400mm、奥行き1,200mmという特大サイズの畳み台を設置し、
羽毛布団も余裕で扱える環境を整えました。
さらに、重い洗濯物もスムーズに運べるプロ仕様の大型カートを導入し、
駐車スペースも設置台数を上回る21台分を確保。
車移動がメインの地域特性において、
出し入れのストレスをゼロにすることにこだわりました。
土地が広いため、家賃は決して安くありませんが、
この「圧倒的な使い勝手の良さ」こそが、お客様に選ばれる最大の理由になると確信しています。
【開店後の運営実態】キャッシュレスがもたらす、コインランドリー経営の効率化
運営面では、集中精算機によるキャッシュレス決済の導入が大きな効果を発揮しています。
現金の回収頻度が減り、防犯面や運営効率が格段に向上しました。
一方で、清掃には毎日1時間を費やし、清潔感の維持には一切妥協しません。
また、本店舗は「事務所併設型」であり、
販売代理店としてのショールーム機能も持たせています。
実際の稼働状況をオーナー検討者様にご覧いただきながら商談ができる、
戦略的な拠点となっています。
東北という土地柄、
冬場のエアコン代など光熱費は売上の2〜3割を占めることもありますが、
それも実機を動かすからこそ得られる貴重な運営データとして活用しています。
【成功の工夫と差別化】デジタルとアナログ、両輪で仕掛ける「集客の工夫」
周知には時間がかかるもの、
という冷静な分析のもと、戦略的に集客を行いました。
まずInstagramでの発信に加え、
MEO(Googleマップ検索対策)を強化してデジタル上の露出を最大化。
それと並行して、オープン1週間は日替わりでキッチンカーを呼び、
店舗を「街のイベントスポット」として印象づけました。
さらに自社のリサイクルショップ事業と連携し、
店内外で古着を安価で販売するなど、
洗濯のついでに立ち寄る楽しさを提供し、開業の周知を行いました。
こうした多角的なアプローチにより、
「使いやすいコインランドリー」というポジティブな口コミが広がり、
ファミリー層や二世代同居の布団洗い需要など、
質の高いリピーターを確実に獲得しています。
【店舗づくりと経営判断のポイント】「地域特性」を見極める。一律ではない、最適化されたデザイン
私たちの強みは、50店舗の運営経験に基づく「地域への最適化」です。
今回の「ファクトリー」のような尖ったコンセプトもあれば、
別の地域ではその街の雰囲気に合わせたデザインを採用するなど、
一律のパッケージに縛られない店舗づくりを重視しています。
この店舗においては、「大型洗濯物への対応力」と
「機械の充実」を経営判断の軸に据え、
集客力を最大化させる戦略を採りました。
事務所併設という形態も、
お客様の声を直接拾うことができるという大きなメリットを生んでいます。
【オーナーとしての本音】ランドリー業界の未来を、皆で明るく照らしたい
正直なところ、店舗数は増え、競争は激しさを増しています。
しかし、それぞれの地域で特色を打ち出した魅力的な店舗を作れば、
まだまだ発展していける業界だと確信しています。
私たちは、店舗オーナーの皆様ができないことを本部として補い、
オーナー様が抱える不安や悩みに寄り添える「販売代理店」でありたいと考えています。
「ランドリー事業をやって良かった」と、
一人でも多くのオーナー様に思っていただけるよう、
自社での挑戦を続けながら、業界全体の発展に寄与していきたい。
それが、直営で50店舗を動かす私たちの偽らざる想いです。
【ランドリー総研の視点】「工場跡地」という文脈を価値に変えた、プロの空間戦略
今回の事例で最も注目すべきは、
単なる「広い店」ではなく、クリーニング工場跡地という背景を逆手に取った
「ファクトリー・ブランディング」の巧みさです。
「工場=洗濯のプロの場所」という連想をデザインに落とし込み、
そこに20台という圧倒的な機械を投入することで、
消費者に「ここなら何でも洗える」という強い信頼感を与えています。
また、集客においてポスティングだけに頼らず、
InstagramやMEO(Googleマップ検索対策)、
さらにはキッチンカーという「体験型イベント」を組み合わせた手法は、
現代のライフスタイルに非常にマッチした戦略です。
自社で50店舗を運営する「実務家」としての視点と、
機械を提案する「プロ」としての視点。
この両輪があるからこそ、高い家賃や光熱費というリスクを飲み込み、
ショールームとしての付加価値まで創出できています。
業界が成熟へと向かう中で、
スーパーコインランドリー ファクトリーの「地域最適化」の思考は
「次の一手」を模索する全てのオーナーにとって、
一つの完成形を示す素晴らしいモデルケースと言えるでしょう。
(ランドリー総研 編集長:吉岡 文香)
この事例について、もう少し詳しく知りたい方へ
記事では伝えきれなかった背景や、実際の運営・経営のリアルについて、内容に応じて、オーナーへの取次や追加情報のご案内が可能な場合もあります。
ご興味のある方は、ランドリー総研コンシェルジュまでお気軽にご相談ください。








