ランドリー総研

北海道で2016年・2017年にそれぞれ開業した、独立開業のコインランドリー2店舗。
他業種で働く中、流行り始めていたランドリー事業に可能性を感じ、地道な情報収集から一歩を踏み出した。
清潔感を徹底した店舗づくりと日々のメンテナンスを重ね、
地域のリピーターに支えられた安定運営を続けている。
光熱費高騰など厳しい環境変化とも向き合いながら、
10年計画で事業を積み上げてきた、派手さよりも現実を見据えたランドリー経営のリアルな事例。
店舗・オーナープロフィール
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店舗名 2420_5c4cf1-6b> |
コインランドリー アップル 2420_2754d4-0d> |
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住所 2420_13c917-51> |
高砂店:〒050-0072 北海道室蘭市高砂町5丁目13−7 |
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お名前 2420_3d8467-57> |
高井さん(オーナー) 2420_c719fc-ee> |
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開業年 2420_24854f-1c> |
高砂店:2016年、登別店:2017年 2420_628964-e3> |



開業のきっかけについて
私がコインランドリーを始めたのは、2016年の高砂店、翌2017年の登別店です。
もともとはまったく別の業種で仕事をしていました。
当時、コインランドリーが少しずつ流行り始めていて、
「意外と面白いビジネスかもしれないな」と思ったのが最初のきっかけでした。
周辺を見渡すと、昔ながらの古いランドリーは何軒かありましたが、
正直、きれいとは言えない店ばかり。
布団が洗えるとか、普段着を気持ちよく洗えるような店舗はほとんどありませんでした。
作業服専用のような使われ方が多かった印象です。
「だったら、清潔感を前面に出した店を作れば、需要はあるんじゃないか」
そう考えて、本格的に検討を始めました。
開業準備
情報収集は、とにかく地道でした。
本やDVDを買って読み込み、ランドリー開業関連の動画もかなり見ました。
フランチャイズも一度は検討しましたが、ロイヤリティなどの条件を踏まえると、
長期的な収益性や自由度を考えて、最終的には独立開業を選びました。
物件については、
高砂はもともと駐車場として貸していた土地を活用し、建物を新築。
登別は「この辺がいいな」と思っていたエリアで、たまたま土地が出たので購入しました。
どちらも、最初からランドリーありきで設計しています。
開業後の運営実態
現在は、高砂と登別の2店舗を運営しています。
日々の運営はすべて自分で行っていて、
1店舗あたり1日40分〜1時間ほどの作業です。
乾燥機のフィルター掃除は毎日欠かしませんし、
店内は常にきれいな状態を保つようにしています。
売上自体は安定していて、少しずつ右肩上がりです。
ただ、正直に言うと、
光熱費が当初の想定よりも大きく上がり、利益はかなり圧迫されています。
開業当初は、光熱費は売上の2〜3割程度を見込んでいましたが、
現在は半分近くを占めることもあります。
それでも、オープン時から料金は上げずに運営を続けてきました。
この事業は、機械・建物・土地を10年の計画で回収する前提で考えています。
高砂店は来年でその計画が一巡し、
そこから先は、ようやく利益が積み上がっていく段階に入ります。
成功の工夫と差別化
意識してきたのは、とにかく「きれいさ」です。
土足禁止にして、店内は常に清潔に保つ。
これだけで、リピーターは確実に増えました。
集客では、新聞広告や地方フリーペーパーの折込、
近所へのポスティングも行いましたが、
実は一番効いているのはGoogleマップです。
アクセス解析を見ると、
「コインランドリー」で検索して来店している人がかなり多い。
ホームページも独学で作りましたが、
時間をかけてでもやっておいてよかったと思っています。
開業形態
フランチャイズには加盟せず、完全な独立開業です。
理由はシンプルで、
収益性を考えたときに、自分には合わないと感じたからです。
機械はAQUAを導入しています。
当時は、スマホで稼働状況や残り時間が確認できる機能が珍しく、
それが決め手になりました。
機械トラブルは時々ありますが、
部品を取り寄せて自分で直すことも多いですね。
販売店に相談しながら対応しています。
オーナーとしての本音
よく「コインランドリーはいい副業」と言われますが、
正直に言うと、そこまで甘いものではありません。
光熱費は想像以上に上がりますし、
計画通りにいかないことも多い。
だからこそ、事前のシミュレーションと自己資金は本当に大事だと思います。
それでも、
年末年始や引っ越しシーズン、キャンパーさんが増える時期など、
しっかり使ってもらえている実感はあります。
リピーターも多く、車で来店される方がほとんどです。
今後は、もう1店舗出すか、台数を増やすかを検討中です。
光熱費が厳しい今だからこそ、
「本当に増やして回るのか」を慎重に見極めたいですね。
派手さはありませんが、
現実を見ながら、できることを一つずつ積み重ねてきました。
自分にとっては、これが一番しっくりくるランドリー経営だと感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
皆さんの挑戦が素晴らしい一歩になりますよう、応援しています!
この事例について、もう少し詳しく知りたい方へ
記事では伝えきれなかった背景や、実際の運営のリアルについて、内容に応じて、オーナーへの取次や追加情報のご案内が可能な場合もあります。
ご興味のある方は、ランドリー総研コンシェルジュまでお気軽にご相談ください。