ランドリー総研

「旅するランドリー」台湾編の第3弾。
台北のオフィス街、南京復興駅からすぐの場所で見つけた「潔浄自助洗衣店」。
黒板アート風の巨大な壁面マニュアルや、待ち時間に本格的な一杯を楽しめるコーヒー販売など、
遊び心と人の温もりが同居する店舗をレポートします。
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店舗名 2524_cd417a-20> |
潔浄自助洗衣店(Chie-Ching Self-Service Laundry) 2524_42030b-dc> |
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住所 2524_fe2bc3-20> |
No. 115號, Liaoning St, Zhongshan District, Taipei City, 104 台湾 2524_b77899-70> |
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主な設備 2524_f613a6-5c> |
大型洗濯乾燥機、ガス乾燥機、靴用洗濯機、コーヒーサービス、洗剤自販機、マルチ両替機 2524_12575c-8e> |
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執筆ポイント 2524_4106b6-42> |
南京復興駅すぐの好立地、黒板アート風の大型壁面デザイン、待ち時間を豊かにするコーヒーサービス 2524_ec8cbf-4e> |
1. 空間:街とつながる「フルオープン」な開放感
こちらの店舗の最大の特徴は、街路に対して完全に開かれたフルオープンな設計です。
外の空気を感じられる開放的な空間は、通りがかりでもふらっと立ち寄りやすく、
無人店舗にありがちな閉塞感が一切ありません。
駅近という人通りの多い立地において、この「街と地続き」の感覚は、
利用者への安心感と圧倒的な入りやすさを生んでいます。
2. サービス:本格コーヒーと会話が彩る、贅沢な待ち時間
こちらの店舗では、店内で淹れたてのコーヒーを購入することができます。
洗濯を待つ間、有料だからこそ味わえる本格的な一杯を手に一息つく。
さらに、常駐されている大変気さくなスタッフさんが、
コーヒーを楽しみながらの世間話に花を添えてくれます。
旅行者の私に現地の役立つ情報を教えてくれるなど、
単なる「洗濯の待ち時間」が、心温まる「旅のコーヒーブレイク」に変わりました。
3. 案内:視覚に訴える「黒板風」大型マニュアル
壁一面に広がるのは、チョークアートのようなデザインの巨大な案内板。
無機質になりがちな操作説明も、
ここまでデザインされていると店内の立派なインテリアとして成立します。
スタッフさんに気軽に質問できる安心感がありながら、
こうした直感的な図解もしっかり備わっている。
アナログな人の温かさと、システマチックな分かりやすさのバランスが見事です。
4. 運営の強み:スタッフ常駐による「乾燥代行」の安心感
店内には、両替機と洗剤・柔軟剤の自販機、さらには靴専用マシンまでコンパクトに集約されています。
10元(約50円)という手軽な価格で選べる洗剤や、
500元札まで対応したマルチ両替機など、設備面での利便性も完璧。
さらに注目すべきは、有人店舗ならではの「乾燥代行サービス」です。
洗濯が終わったあと、スタッフさんが洗濯物を乾燥機へ入れ替え、
仕上げておいてくれるこのサービス。
ずっと店内で待つ必要がなく、時間を有効活用したい多忙なワーカーや観光客に非常に重宝されています。
スタッフさんの丁寧な仕事ぶりが、店舗への信頼をより確かなものにしています。
手ぶらで訪れても、美味しいコーヒーを楽しみながらスマートに洗濯を終えられます。
5. まとめ:旅を終えて
「潔浄(清潔)」という名にふさわしい機能美と、本格的なコーヒー、
そして何より「人」が介在することで生まれる温かな付加価値。
効率化を追求するだけでなく、乾燥代行のような実用的なケアや、
一杯のコーヒーと会話で利用者の心を解きほぐす。
そんな「街の止まり木」のような運営スタイルは、
日本のコインランドリーが次に目指すべき、
コミュニティとしてのランドリーの姿を示しているようでした。
「旅するランドリー」台湾編。
これらのヒントが、日本のオーナーの皆様の新たなインスピレーションになれば幸いです。
この事例について、もう少し詳しく知りたい方へ
記事では伝えきれなかった背景や、実際の運営のリアルについて、内容に応じて、オーナーへの取次や追加情報のご案内が可能な場合もあります。
ご興味のある方は、ランドリー総研コンシェルジュまでお気軽にご相談ください。











